機銃弾弾頭

現在整理作業を進めている千代遺跡群の西原遺跡から出土した、長さ4.3㎝、直径1.1㎝程の機銃弾の弾頭を紹介します。 この弾頭は、九九式普通実包と思われ、戦前、日本陸軍が使用した7.7mm弾薬で、九九式小銃、九九式短小銃、九九式軽機関銃用の弾薬として、人馬の殺傷を目的に使用されました。 本資料には、長さ2.2㎝程の施条痕が7本確認され、実際に発射されたものと判断されます。 ちなみに、荒川…

続きを読む

陶製手榴弾

現在、千代遺跡群(奈良・平安時代編)の整理作業を進めていますが、姥ヶ沢遺跡の土壙から出土した陶製品片を紹介します。 この資料は、陶製の手榴弾で、第二次世界大戦末期に日本海軍で製造された手榴弾です。通称は四式陶製手榴弾です。終戦末期の金属資源の不足に対応し、日本海軍が、それまで鉄で製造されていた手榴弾の材質に陶器を使用し製造したものです。 開発は名古屋の陶器会社が最初であるとされ、その後、有田…

続きを読む