姥ヶ沢埴輪窯跡群出土石製模造品

平成2(1990)年に調査した、市内千代の姥ヶ沢埴輪窯跡群から出土した石製模造品を紹介します。 石製模造品は、滑石などの軟らかい石材を使って、剣・鏡・勾玉などの実物を小型に模して作られた「ミニチュアの祭祀具」です。 発掘調査では、台地縁から約200m程侵入する開析谷の東斜面地に、6世紀代の埴輪窯が8基確認され、その中の3基から片岩製の石製模造品が出土しています。 写真上:第2号窯跡・写真中…

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王子古墳1

市内弥藤吾の王子古墳を撮影した写真を紹介します。 王子古墳は、直径28.5m、高さ1.5mの円墳で、石室は、砂粒・角閃石を多く含む凝灰岩の切石による横穴式石室と推測されますが、形状は不明です。 古墳の石室に使用された石材は、その特徴から、王子古墳から約15km離れた、群馬県太田市の藪塚周辺の八王子丘陵で産出する薮塚石と呼ばれる溶結凝灰岩です。古墳築造にあたり、約15km離れた石切り場で石材を…

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元境内遺跡3

元境内遺跡の古墳時代の住居跡から、イシミカワ(石見皮)の実が8点出土しています。 イシミカワは、北海道から沖縄まで全国で見られるタデ科の1年草で、林縁・河原・道端・休耕田などの日当たりがよくやや湿り気のある土地に生える植物です。 元境内遺跡では、須恵器の破片の上から見つかっています。 実は、藍色で、直径3㎜程、外皮のみが残り、先端部に直径2㎜程の穴があいている状態です。 古墳時代以降の遺…

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元境内遺跡1

現在市内野原地内に所在する元境内遺跡出土遺物の整理作業を進めており、その出土遺物を紹介します。 古墳時代~平安時代にかけての住居跡が17軒ほど見つかっていますが、その中の第7号住居跡の床面から、長さ18㎝前後の細長い自然礫が7点出土しています。 この石は、叩いたり擦ったりして使用した痕跡がないことから、編み物石として使用されたものと推測されます。 編み物石は、ムシロやタワラ、編布(アン…

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野原古墳出土埴輪の調査

昨日から國學院大學関係者が、野原古墳出土埴輪の調査のために来所しています。 野原古墳は、全長40m程の前方後円墳で、昭和5年に畑の開墾中に出土した「踊る埴輪」が有名です。現在、その時に出土した他の埴輪等とともに、東京国立博物館に収蔵されています。また、国学院大学博物館にも、踊る埴輪とともに出土したとされる武人埴輪1体が収蔵されています。 その後、昭和37年に発掘調査が行われ、埴輪等が出土して…

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3D 女塚1号墳出土武人埴輪

市内上中条の中条古墳群女塚1号墳出土の武人埴輪を3D化してみました。 この埴輪は前方部周溝の外提から出土したもので、高さは68㎝です。文様の描かれた四角い盾を持つ武人を表現しており、頭には笄帽(こうがいぼう)という帽子、顔の両脇には下げ美豆良(みずら)という当時の男性の髪形が表現されています。 https://scaniverse.com/scan/736pys7b2mtrk3qs?fbcl…

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3D 盾持武人埴輪

熊谷市千代の権現坂埴輪窯跡出土の、盾持武人埴輪。3D化してみました。 盾持武人埴輪:頭部から体部まではほぼ完存しているが、背面が焼き歪み、脚部円筒部分が欠失している。正面観の良く整った端正な顔立ちをしており、まぶた、唇などの膨らみを細かく表現し、朱でX字状の入れ墨を表現している。頭頂部の一文字は、髷(まげ)または兜(かぶと)を表現しているものと推定される。盾には、大陸に祖型を持つと推定される武…

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