令和7年11月23日(日・祝)に、熊谷市立江南総合文化会館ピピア ホールで行われた、第18回地域伝統芸能今昔物語で披露された、相上神楽保存会 による市指定無形民俗文化財 相上神楽の「浦安の舞」を紹介します。
相上神楽は、春と秋、大里地域の相上地区にある吉見神社の祭事として舞われている神楽です。1835年8月の関東大洪水の際に人々が当神社に祈願したところ災害を免れたことから、神楽殿が建築されました。その後、地元の人々が、埼玉県坂戸市の大宮住吉神社で奉納される、国選択・埼玉県指定無形民俗文化財「坂戸の大宮住吉神楽」から教えを受け、相上地区における神楽の伝承が始まりました。また、旧来の曲目には、「岩戸開」「氷の川」「大蛇退治」「剣玉」などがありました。
相上神楽は、一時活動を休止していましたが、現在では、戦後に流行した「浦安の舞」の披露を皮切りに、若い世代への伝承に取り組んでいます。そして、この「浦安の舞」は、戦前、昭和天皇によって制作された歌詞に基づき、神楽舞いが考案され、近代神楽の中でも広く知られる演目となっています。
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