きかは便郵158

熊谷地域の昔の絵葉書紹介158回目。今回は「紫石翁とその句碑」です。
この絵葉書は、昭和35年9月18日、斎藤紫石(1885-1964)の75歳の誕生日に、市内鎌倉町に所在する星渓園に建てられた自身の句碑の脇で撮影されたものです。
この句碑は、前年の5月に、斎藤紫石後援会により、建立されたもので、「老いらくの 苔に花咲く 心地かな 紫石」 と刻まれています。
斎藤紫石は、明治18年熊谷市鎌倉町に生まれ、本名茂八。大正10年に熊谷町長に当選して以降、県議会議員を歴任し、昭和14年新市制の熊谷市長となりました。俳句に親しみ、紫石と号し俳誌「鮎」の刊行を行いました。政界引退後は、市内石原に「紫石巣」と称する寓居を構え、独自の俳句を探求するため幽居生活を送りました。
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