熊谷に残る近代化遺産の紹介5回目。今回は、上之地内の「杣殿樋管」です。
「杣殿樋管」は、明治36年に竣工した、成田堰用水関連施設として、排水を目的として設置された樋管です。
「杣」とは、木を植え付け育て材木をとる山のことで、「杣殿」は、忍川左岸に位置する「上之」の小字です。
通水断面は長方形を呈し、モルタルを塗った石橋(桁橋)は、行田市菅野八幡神社への参拝通路を兼ね、レンガ積みの橋台を持つ構造となっています。安山岩製の銘板には「杣殿樋管 明治丗六年」と刻まれています。
昭和9年には、杣殿樋管から上流100mに、杣殿分水堰が作られており、現在、この樋門は機能していません。
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