王子古墳2
市内弥藤吾に所在する石仏を紹介します。
この石仏は、かつて王子古墳の上に建てられていた観音堂を、昭和43年に行われた発掘調査を機に、現在の場所に移動したものです。
石仏は、風化が進んでおり、3つの破片がコンクリートで接合され、覆い屋に納められています。縦160㎝、横110㎝、厚さ35㎝ほどで、石材の前面は、石仏を囲むように、106㎝×84cm程の方形に12㎝程彫下げた仏龕(ぶつがん)を造出し…
埼玉県熊谷市江南文化財センターから、熊谷市の文化財に関する情報をお届けします。